■「忍者市」って知ってます？ 拡大写真
ありきたりの高校生だった僕は、フォークソングが好きだった。
中でも「五つの赤い風船」が旬で、リーダーの「西岡たかし」さんはお気に入りの一人。
その彼がグループ解散後（？）、作った歌に「上野市（うえのまち）」がある。
青春時代の人にハマる歌詞が何故か記憶にあって、どこかのTV旅番組で「伊賀上野」を取り上げたのを観て、行ってみたくなった。
駅舎は「上野市駅」は小さく、「忍者市駅」と大きくネーミングされていた。
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歌詞からすると、50年近くも前の情景を想像していたけれど、チンチン電車（？）は忍者ラッピングした今風のカラーで、茅町まで乗った車両には運よく（？）そのラッピングデザインをした「松本零士」さんのサインがしてあった。
銀河鉄道ではないけれど、、。
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「伊賀組みひも」という、伝統工芸品がある。
知合いが３代目とかで、突然の訪問。嫌がる事もなく細かく教えてくれました〜。
当然伝統では手組だったのを、機械組にして量産が可能になったのは昭和とか、、。
今も現役の組み機は、自動車メーカーの別部門で作ったものだった（「prince」とある）。
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撚った絹糸を巻きつける「糸巻」も、何気に「風合い」があったよ。
この老舗工場は、原糸を除いて他は全て一貫生産だとか。
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髪飾りや武具から羽織や帯締めへの使われ方も、少しずつ時代に合わせていたよ。
靴ひもは、「くみひも」と明記された「phiten」とのコラボ品だった。
やるねー、若社長！
伝統は、「文化」と「文明」の間で工夫がいるんだよね、きっと。
