
■地名は民謡から覚えた昔 拡大写真

個人の土地勘はその行動範囲で決まる事も多いですよね。
何処の地方なのか判らずにいた地名がある。
民謡や歌謡曲で耳から覚えた地名で「竹田」とか「五木」とかがある。
「子守歌」の話しです。(本当は、守子の悲哀の歌だね)
大分県はあまり詳しくなく、有名な別府や湯布院等は大体の位置も分かっていた。
少し山側へ向かったところにある「竹田市」が気になったので立ち寄る事に。
調べて分かったのが、「赤い鳥」で有名(?)な歌にある「竹田の子守歌」は此処ではなかった、、、。 知らなかった。
しかも読みは「たけた」だったし、、。

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道中で見つけた滝(原尻の滝)は、一見小さめな日本のナイアガラ風。
でも、滝上流にある「沈下橋」的な道が、全面瀑布を阻害(?)してたのが残念、、。
地元の民に供するのでしょうか。 なら、やむを得ない。

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竹田は、岡藩の城下町とかで、城址がある。
有名な、「荒城の月」の詩は此処らしい。それも行ってから知った。
「滝廉太郎」の名前は知っていたけど、ここがゆかりの地だった。
城下町なので「武家屋敷」が保存されていたり、地方都市としての機能集約が中央にあり、ぐるっと廻るのは比較的やさしい。
水の豊富さがウリなのか、「湧水群」も人気。水汲みに訪れる人も多く、「水道施設」様になっている場所もある。
画像箇所は「水汲み」の人は居なかった、

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中には、「ローマ」風なイメージの「水道橋」もあった。
溢れるはずもない位置の橋脚にも、「水切り石」が再現されていたし、、。
おそらく新しい施設だと思うけど、でも「映える絵」だよね。

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水繋がりと言えば、「円形分水」。
公平な機構は、全国にあるらしいが、ここのは江戸時代までさかのぼるらしい。
先人の知恵は素晴らしい!
(地域によっては「円筒分水」と呼ぶらしい。)
若い頃携わった仕事柄、関心度Maxな自分でした、、、。
(画像は「音無井路分水」)