太陽光線は、実にすごい力ですね。
真夏の陽は、「ジリジリ」がぴったりな擬音語。
バンコンキャンピングカー選択の際に、こんな季節に飛び交う話題が、「断熱してあるか」とか、、。
『勿論ですよ』
『なら、夏でも暑くないんですね!』
『あっ、いや、そうですね、大丈夫です、、、(?)』
『・・・・・・』
いえ、残念ですが、そんな事は有りません。
閉め切った車内は断熱処理してあっても、やはり暑くなります。
比較の問題であれば、かなり効果はありますが、実際の車内で過ごす事が出来る温度をキープする事は困難です(?)。
先ず、弊社での以前の実測の結果です。
外気温28度Cで、素材別の温度上昇の比較テストを行いました。
日陰から日向への移動による「1時間」の実験です。
ハイエースボディ鉄板のカット片(350mm角)と、FRPパネル片(黒ゲル仕上げ)、ガラス片(スモーク)での試験です。
ボディ鉄板の色は「ホワイト」「ゴールドM」「シルバーM」「パールホワイト」と用意しました。
鉄板は薄い為、どれも5分程度で一定の温度まで上昇し、その後は回りの空気の温度(28度)に影響され、ほぼ同じ温度で推移しました。
「ホワイト」「ホワイトパール」は45度前後、「ゴールドM」「シルバーM」は50度前後でした。
同じく横に用意した「ブラックM」では、70度弱まで上昇しました。
厚みの有る(即ち質量のある)「FRPパネル(黒)」や「ガラス(スモーク)」片では、一定の温度になるまでに10分程度要しており、55度〜60度程度になりました。