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新年というと「カレンダー」や「手帳」そして「干支(えと)」に関するノベルティです。
ノベルティと言っても干支の置物が一般的で、陶磁器製のほとんどが安物(すみません)の粗品程度のものばかりです。
そんな中にも作家(作陶家)の作品もあります。その多くはやはり贈答用である事は変わりませんが。(これは自分の勘です。)
ご存知の方も多いと思いますが、レクビィのバンコンには会社が焼き物の里にある事を活かす意味もあり、地元の作家の手による「手洗いシンク」を使っています。
弊社製のキャンピングカー「カントリークラブ」には『波多野正典』氏の織部焼を、「ファイブスターCP」には『長江重和』氏の鋳込み磁器を使っております。
両氏も「干支」の置物を作っていまして、今年の作品はこちらです。
(波多野正典作)
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我が家ではなぜか昔からTVはNHKがデフォルトになっています。
大騒ぎする番組が少し見てられないからで、特別NHKが好みではないのですけどね。
年末年始は特にその傾向が強く、時間が余っていても中々見たい番組がないのがちょっと不満です。
そんな中で、つまらない(?)のに毎年見てしまうのが「紅白歌合戦」なんです。
今回の「紅白」はテーマの事もあり興味も少しありました。
勿論「震災」を意識した曲選定です。
東北の被災者の皆さんはどう見たのでしょうか。
西田敏行さんや千昌夫さんはわかっていましたが、群を抜いてよかったのが「長渕剛」さんでした。
長渕さんは、誤解されやすいのか(自分がそう思ってるだけ?)イメージと違う気がしていました。
でもよく考えてみれば、彼の歌はいつも応援ソングですね。
石巻の門脇小学校は良く映像で見た所で、自分も支援に出かけた時に横を通りました。
悲劇の象徴としてしか見ていませんでしたが、昨日の彼は「スタート地点」として選んでたんですね。
泣けました。ほんとにがんばれって気にさせてもらった。
長渕さんのCD今度聴いてみようかな。
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会社(工場)は6年前に名古屋市内から瀬戸市の更に里山近くに引っ越して来ました。
国道沿いとは言え、当時は木々がたくさん有り自然が好きな私好みの場所でした。
ところが、最近になって裏山が丸坊主になってしまいました。
伐採後は何になるのか未だ分りませんが、哀れな小山に童謡「お山の杉の子」を思い出してしまいました。
(伐採前の様子)
2011-12-22.
架裝待ちのハイエースでいっぱい
工場建家の前はモータープールでは無く、架裝の順番待ちや段取り変えの為に一時的に置いておくスペースです。
でもここのところいつも満タンで、場内での運送会社の車の転回も気を付けながらです。
年末も近づき、完成したキャンピングカーの陸送委託もそろそろ閉め切りです。
今年は震災の影響が響き夏前にはベース車が入ってこなくなり、仕事が出来なくなる程まで車両が不足しました。
皮肉にも、今は20数台もありこのままだと車両が多すぎて、場内を片付けてお正月を迎えられない状況になってしまいそうです。
もう少し、ムラの無い様に車両入庫を調整出来れば、仕事も楽なのになあ...。
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この時期になると、いつも来年モデルを色々考えているんです。
来年も新しいキャンピングカーを作っていく事が「成長」なのか、それとも今の車種をより良いものに「成熟」させていく方が良いのかとか...。
何車種かは頭にもあり、進める事にしておりますが、中々具現化するには検討すべき事が多いのも事実です。
そんな今、気になっているのが器です。
元々レクビィでは地元の産業である「焼き物」のシンクを採用したりして「独自色」「区別化」も少し始めている所ですが、今度は「赤」と「黒」が気になっています。(下の画像はもう少しです。)
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キャンピングカーの手洗いシンクに地場産業の陶磁器を採用してますが、今日、陶芸作家の工房に訪れたら亀がタライ(?)に....。(波多野正典氏)
以下はその会話。
私;「何で、この時期に亀がいるの?」(工房の外にあるタライを見て)
作家;「いやあ、引き出物で頼まれてね。」(工房の中から)
私;「もう、冬眠でしょ。」
作家;「織部は焼いた後、渋抜きしないとね。」
私;「はあ?それは知ってるけど...。亀の事だけど...。」
作家;「何の話し?」
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「キャンピングカーランド」のユーザーキャンプ大会の東地区の開催はここ数年は那須高原の「CAMP&CABINS」で12月に開催している。
今年もここで開催する事に少し心配をした。
言い辛いが例の放射能汚染への不安だ。
自分が怖いのではなく、「参加者があるのか」、「不安を訴える参加者が出たらどうしよう」等。
でも、今年、場所換えをすれば、風評被害(?)へ加担する事にもなるし....。
そこでは、生活をしている普通の人達がいるわけで、単純な「事なかれ主義」的な行動は私達の望むところでは無い。
しかし、それを理解してかそうでないかは別にして、キャンプ場へ確保した予約枠はきっちりと埋まり、しかも当日、雨の日なのにキャンセルも無く、参加ユーザーさん達の明るい笑顔に出会えました。
よかった!
キャンピングカーユーザーさんの前向き(?)な思いにホッとし、とてもうれしく思いました。
実は、その2週間前に開催した西地区のキャンプ大会の開催地 三重県志摩地方も先の大震災の津波で漁業(養殖事業)に数億円規模の被害を出した所です。
2度のキャンプ大会で、僅かですがそれぞれの被災地の支援になっていれば良いなと思い返している所です。
というか、やっぱりキャンプ大会は楽しいね、単純に。
次もやるぞ、『ビ〜ンゴォ!』ってね。
2011-12-06.
東京モーターショー2011
TOKYO MOTOR SHOW 2011を見てきて思う事がありました。
42回目の今回から「東京ビッグサイト」に場所を移しての開催でした。
ビッグサイトは西館と東館の距離があり、全館を一体化してのイベントとしては少し「分かれた感」がありましたね。
また、新しい物を普通に使うのが最新のイベントではありますが、「ipad」を使っているスタッフが多いのは解りますが、それをスタンドに組み込んでいるブースが多くあったのに、驚きました。
これって、かなり安価(?)な手段ですよね。僕らも参考になりそう。
2011-11-25.
キャンピングカーショーでの話し、その2
キャンピングカーフェアが連続していたので、その折に持ち帰った荷物の整理も遅れがち。
先日、「名古屋キャンピングカーフェア2011」の時の事。
終了後、ブースを片付けていた際、袋に入った割と立派なパンフレットが目に止まり、見ると紀州の観光案内が何冊か...。
おそらく誰かお客さんが忘れていった物でしょうが、少し気になり持ち帰り様の箱に詰め込んだ。
暫く事務所の机の上にそのままだった袋を、開けてぱらぱらとページをめくると、かなりすばらしい内容じゃないですか。
というか、紀伊半島は本当に良い所なんですね。
「熊野古道」。「龍神温泉」を含めた数々の秘湯。豊かな自然の残る山々、等々。
この前の台風で「十津川峡」は大丈夫だったんだろうか?
「中辺路」は今も歩けるのだろうか?少し心配でした。
でも、何故、キャンピングカーショーに?
ああ、そう言えば、観光ブースで熊野古道を歩く様な昔のお姫様のコスチュームの女の人が居た!
きっと、世界遺産の霊場と参詣道を知ってもらう為のキャンペーンなんですね。
「キャンピングカー」と「古道の旅」が遠い所に無い事を観光協会さんも認識されているんでしょうね。
ああ、もう一度行ってみたいなあ!
2011-11-22.
だから「キャンプ大会」はやめられない
実はレクビィ自体のユーザーミーティングやキャンプ大会は開いた事が無いんです。
でも関連会社の「キャンピングカーランド」のそれは毎年の様に開催しており、自分も積極的に関わってます。
地域がばらけている為、中々一同を会してとかいきませんので、今年も東西で分けての開催。
バンコンユーザーさんの多くには「キャンプ」には余り無縁な「くるま旅」を楽しんでいらっしゃる方が多く、こういった皆さんで集まって楽しむ事を余り求められない事もありますが、でも、一度参加されればその面白さは、又別のものと実感されるでしょう。
今回なんかは、普通なら中止になる程の台風並みの天気模様でした。
「きっと誰もこないよね」なんて、トンでもない。
大雨強風の中、参加された方々をがっかりさせない様、「ビンゴ」では大盛り上がり(?)。
運動会ヨロシクめちゃがんばった「綱引き」。
なんでも無い遊びも、みんなでやるから面白い。
だから「キャンプ大会はやめられない」。
次回は是非ご参加してみて下さいね。
2011-11-18.
キャンピングカーショーでの話し
秋の連続イベント期間も要約終盤に差し掛かりました。
9月下旬の福岡から約2ヶ月間、毎週の様に何処かへ出掛けておりました。
まだ、あと2週ありますが.....。
そんなイベント中に面白い(?)提案を持って来た方がいました。
「SUPER HARO TENTO 提案 走り書」なる小冊子をご自分でコピーされ、おそらく何社かを回ったのではないでしょうか。
みれば、「ルーフテント」の1種です。なにか、色々思い入れを書かれております。
一見普通で今更的な内容ですが、「へえ、そう考えてるんだ」という所も...。
現実には「どうかな?」と思ってしまう「業界人」の自分にはある意味「不思議」に思えてしまいます。
参考になるかどうかは別に、何処かで誰かが実現させるのか、少し興味も湧きましたね。
広く、多くの人達が来場されるイベントならではの一こまでした。
(以下は、その抜粋です。)
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公私ともにあちこちに移動する際に車の場合が多い私は、高速道路を走ると以前からなにげに見ていた案内版がありました。
「◯◯市」とかいった市町村名を記した標識です。
その地域の代表的な図柄になっている場合が多く、「きっと名所なんだろうな」とか「これが名産なんだな」とか思いを巡らせながら通り過ぎています。
これ、「カントリーサイン」って言うんですね。知りませんでしたが、北海道ではそれなりに有名になった事もある様です。1997年ってありましたので、結構昔の話しでした。
長野でも整備が進んだとか、、、。
「くるま旅」を考えた時に、これは中々適した目標になりませんか?
良い意味で、「Discover Japan」な旅が出来ますね!
特別に有名ではない地方の町もその物語や経緯に触れた時、何か訪れてみたくなるものです。
既成のツアーではないオリジナルの旅は、小さな新しい発見の旅になるかもしれません。
2011-10-17.
キャンピングカーは「onoff」に最適?
「onoff」と書くと「オノフ」と読んで、ゴルフギアのブランド名(昔Daiwa、今 グローブライドとか)で有名(?)ですね。
発売当時、タレントの「浜チャン」がイメージキャラクターだった気がします。
「on/off」と書くと「オンオフ」と読み、スイッチそのもので仕事モードと遊びモード等の切り替えを想像したりします。
もともと「人」には「onoff」があったのでしょうか。
きっと、産業革命以来(これは山勘)「サラリーマン」なる職業(?)が大量に増えて、「働いている」=「働かされている」(語弊がありますが「使われている」事)様になってからではないでしょうか?
昔、「狩猟や採取」をしていて「漁業や農業」に進化し、それを売りさばく商売が出来て......。
だから、みんな「自営業」で「自由業」だった。そこに「使用人」が加わり、武士なら「仕え」になって、「サラリーマン」が増えていって......。
うーん、どっちでもいいか、どうせ、調べた訳でもなく、「勘」なんですから。
で、今「キャンピングカー」はどうでしょう。
「on/off」をこれほど上手くこなす身近な車は中々無いと思う。
中にはバンコンの様に1台で日常(=通勤や買い物)と非日常(=キャンプやくるま旅)を両方こなす事が出来る車種もあります。
というより、それは「onoff」の区別が余り無い状態を簡単に作り出せるかも。
「オノフ」は「オンオフ」の切り替えではなく、「オン」でも「オフ」でもどっちでもいい状態で、「昔の人」の様なのでは?
無理して切り替えなくとも何時でもオンとオフの中間に居られる。
そう考えると「キャンピングカー」ってスゴいんじゃないですか?
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北海道札幌周辺では「ヒグマ」出没の話題が、、、。
とうとう、捉えられてしまって、、、。
町中に出てくるクマなので、射殺もやむなしか。
2011-10-01.
Discover Japan
キャンピングカーの楽しみ方の一つに「くるま旅」を提唱して来ました。
「そうだ京都、行こう」はJRのCMでしたが「Discover Japan」はもっと古い国鉄時代のキャンペーンでしたね。
整備された名所旧跡や上手く企画されたテーマパークも楽しいし行ってみたい。
でも、今「くるま旅」。それだけで満足出来ますか?
昨日TVで西田敏行さんのインタビューを聞いて思い出しました。
(彼は福島出身で、ふるさとを愛しているんですね。)
で、何をかと言うと「常磐ハワイ」。正式には「スパリゾート ハワイアンズ」らしいです。
数十年前には、少し小馬鹿にしながら「なんで、東北にハワイ?」って会話した記憶も...。
映画「フラガール」がヒットした後も「へえ、炭坑の跡だったんだあ」程度でそれ以上の興味が湧きませんでした。
でも今は少し違います。そこにはドラマがあったからです。
何故か是非行ってみたい所に変ってしまいました。
そこに至る経緯や人間ドラマは、どんな「風光明媚」な場所よりも人を引きつける力が有るんだと思い至りました。
これからも、日本の新発見の旅=Discover Japan な「くるま旅」を応援していきたいと思っています。
是非、皆様も....。
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レクビィではずいぶん前から「Quality of Life( QOL)」をキャッチコピーにして来ました。
正に人間らしい生活をする為の生き方への提案に「キャンピングカー」を使ってほしい思いからでした。
元々、医療上で取り交わされていた言葉の様ですが、似た(?)言葉で最近は「ワーク・ライフ・バランス(Work–life balance)」の方が通りが良いかもしれません。
キャンピングカーは当然車ですから、安全上の事が国と業界を挙げての大変重要なポイントでした。
その成果もあってか交通事故者数は年々減少をしており、5000人を下回っています。
それに比較するのは変かもしれませんが、自殺者は年々増えて今では3万人を超えています。
これ、どう思いますか?
先進国の中では率で言えば群を抜いています。悲しい現実です。
がむしゃらに働いて、やっと迎えた安定期になるはずのシニア世代に悲劇が多い様です。
競争原理ばかり追いかけて来たおつりだとすれば、あまりにも代償が大きいですね。
SMAPの歌ではありませんが「Number oneよりOnlyone」は、掛け声ばかりではダメな気がします。
キャンピングカーが心の安らぎをもたらせてくれる事を祈ります。
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去年の事や例年を知っている訳でも無いのに、つい口にしてしまう言葉「今年は災害が多いなあ」。
大震災が強く心に残っているからなのか、台風も気になります。
12号に続いて15号もやってきました。
普通じゃない被害をもたらしました。
台風の被害の普通が解って無いのでなんとも言えませんが、雨が凄かった気がします。
川の氾濫や、市内のあちこちでの浸水騒ぎ。
地球環境って本当に変って来ているのか、それともこれは人災も加わってしまっているのか...。
あちこちで被災した地区の社会福祉協議会がボランティア活動の拠点になって、多くの方々の支援の手が差し伸べられているのが心の救いになっています。
先日東北の山に木を植える「緑の国プロジェクト」の話題をラジオで聞きました。
さっそくネットで調べてみると、中々面白そうです。
これで、台風や津波の被害が無くなるとは思えませんが何かをするには大変良いと思いました。
キャンピングカー愛好者に参加者が増えるといいなあと独り言。
だってキャンピングカーは「食・寝・遊・備」(くう・ねる・あそ・び)が得意分野ですが、更にもう一歩踏み出して、「食・寝・遊・ボ」(くう・ねる・あそ・ぼ)で、「ボ」は「ボランティアのボ」では如何でしょうか?
2011-09-14.
やっと出来た「新型ポシェット」
どんどん新しい車種やバージョンの追加をやってます!
という訳で、ハイエースの標準幅ロングバンベースで作るバンコン「ポシェット」の2代目です。
新型というよりは、マイナーチェンジですね。
元々充分に考えて作った車種ですので、そんなに変更する所は無いのです。
でも、マイナーチェンジはしないと、、、。
これには、色々な事情が有ります。
裏話ですが、新しくしないと「メディアに取り上げてもらえない」んです。
雑誌社は常に新しい物を追い求めているんですね。これが本当に良い事なのかどうかはともかく、弊社もそれなりにその事は重要なポイントなのです。
で、今回もそうなんですが、「マイナーチェンジ」です。
ハイエースベースのバンコンであれば、コンセプトやレイアウトにそんなにはバリエーションがあるはずも無く、気をてらった事をしないのであればなおさらです。
今回は、レイアウトは大きく変わらず、仕上げや装備の意匠の他、色調を変えてみました。
当然、インテリアには流行はありますからね。
取りあえずの案内ですが、ちゃんと出来次第新着情報でご案内しますね。
2011-09-12.
特許、実用新案、登録商標?
先日、ある情報提供サービスの会社から来たDMの話です。
キャンピングカー関連の「公開特許資料集」なる印刷物の案内でした。
全く購入の意志はないのですが、ちらっと案内リーフレットを眺めてみました。
「公開特許・登録実用新案」で収録されているものだけでも、4テーマに分類して合計で299件らしい。
へえぇ〜、すごっ。特許って「発明」でしょ?
ウィキペディアで調べると、これはまた大変な事で、凄い。
「従来みられなかった新規な物や方法を考え出すことである」がその定義。
ここ、十数年で300件近い発明があったのか!
この業界にいて知らなかった。
もう少し、そのチラシを読むと「拡張・折り畳み式屋根を持つキャンピングカー等」「キャンピングカー等の折り畳みテント・日除け」「キャンピングカーの拡張・伸縮・折り畳み構造」「キャンピングカーの構造と付属設備等」の4テーマに分類されていた。
ちょっと待って。はじめのは「ポップアップルーフ」や「サイドオーニングテント」の事ですか?
欧米でキャンピングカー(海外では名称が少し違いますが)は100年近い歴史があるとか、、、。
キャンピングカーを生業にした30年少し前には既に、ポップアップルーフやオーニングも有ったはずなのに、、、。
「発明」ほどのものなのか、暇があったら調べてみたい気もしましたが、ばからしいので止めました。
国内の申請だからか知りませんが、まるで、最近のお隣の国みたいじゃん。
でも一生懸命考えた構造や工夫、具現化して初めて判る善し悪し。
簡単に真似されたんではたまりませんよね。それを防ぎたい、何か解る気もします。
自分の会社やその製品を守るのって、難しいですね。
2011-09-10.
こんな「くるま旅」は如何でしょうか? Part 3
遡上型の旅
「サクラ前線」「紅葉前線」を追って行く旅もキャンピングカーならでの楽しみの一つです。
「花火大会」や「盆踊り」「お祭り」等も、ビッグなものばかり追いかけず、地方独自の「味」のあるイベントもたくさんあるようです。
上手く回れば、これも楽しみに変りますね。
「山菜」や「キノコ」といった季節もの、「初もの」や「旬」を巡っての食の旅もこれになりますか?
南北に長く、地域差がある「日本」ならでの楽しみ方ですね。
また以前にもご紹介しましたが、全国に広がる日本RV協会会員のお勧めスポットを巡る「つわものツアー」は如何でしょうか?
先に案内いたしました「スタンプラリー」的なくるま旅ではありますが、上記の遡上型くるま旅と絡めて回るのも良いですね。
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日本は自然災害の多い国なのか。
地震も多いし島国だから津波も来る。雨も多いし、中でも台風は災害の親分かも。
先日の新聞の記事に目が止まる。
自然災害の国、元々日本は災害の多い国なんだ。芥川作家で禅僧の玄侑宗久師の講演のお知らせでした。
「タラス」。何時から日本でも台風に名前を付ける様になったのか判りませんが、大変な野郎でした。
自分は20代最後の頃に、紀伊半島に住んでいました。山が深く谷も急峻で、少しばかりの雨では川も濁らない本当に自然が豊な所で学生時代から良く遊びに通った所でした。
リアス式海岸は何処も景勝で、海もきれいでした。渓谷沿いの国道は「3桁」とはいえ、ギリギリの道で「これでも国道かよ」なんてぼやいていた程、凄い所でした。
だから、余り「人」が入らず開発も進んでいない半島でした。
それなのに「タラスの野郎」、大変な災害をもたらして、、、。
幾つもの集落をなぎ倒し、百人以上の死者不明者が、、、。
谷は土砂でダムが出来ているわ、湾内のマグロやタイは川からの濁りで網にぶつかり死んじゃうわ。
ここは、「3.11」の津波でも億単位の被害が出た所です。
この国は「元々自然災害の多い国」なのか、その事を忘れて突き進んでしまっているのか。
どっちですか?
「食・寝・遊・備」(くう、ねる、あそ、び)はキャンピングカーの得意技。
大規模災害には無力かもしれませんが、「備える」事は大事な事ですね。あらためて再認識させられました。
2011-09-07.
こんな「くるま旅」は如何でしょうか? Part 2
スタンプラリーの旅
「スタンプラリー」の様に「何とか百景」とか「何々百選」とかを巡る旅。
それも「古い町並み」や「お城」「世界遺産」とかいったメジャーなものではなく、お城では無く「城趾」とか、お寺では無く「何重の塔」とか、、。
全国の「小京都」や「水郷」「棚田」に特化するのも楽しいかも。
「地歌舞伎」「子供歌舞伎」や「芝居小屋」も全国でたくさんあります。
これらは、いつも演じられていないので、前もっての下調べが大事です。
とにかく旅行会社のツアーには無いもの、え〜と、「燈台」「岬」「峠」「分水嶺」「滝」「◯◯銀座」とか、、、。
なんでもいいのですが、自己完結型の旅が可能なキャンピングカーならではの目的地を予め調べておくと楽しいですよ。
たとえば新聞ネタですが;「日本の巨樹」巡り。山の中にあり、登山しないといけない所もありますが、結構町中にも有るんですね。
全国巨樹 巨木林の会に詳しい。
2011-09-06.
こんな「くるま旅」は如何でしょうか?
コレクションの旅
「コレクション」的に出掛けるくるま旅って?
今や全国的に流通システムが発達していますが、まだまだ手に入りにくい「ご当地もの」を探す旅。
「地酒」「地ビール」等、コレクションするのではなく、現地で飲む。これはそれなりに格別です。
「食」文化にもたくさん、ご当地ものがあります。
「そば」や「うどん」「ラーメン」等はデパートの催事でも人気ですね。
それを、現地で食す。これにかなうものは無いはずです。
しかも出来るだけ、レアで小さなエリアにしか無い食べ方(メニュー)に出会えれば増々、最高ですね。
予め、インターネットで調べておいて、マイコレクション候補を見つけておきましょう。
たとえば自分の経験では;「出石の皿そば」「長野(坂城)のおしぼりうどん」「伊勢(三重)うどん」。おいしくて、すこし変っていて、他には無いですね。
2011-09-02.
スマートフォンって、中々やるね
スマートフォンといえば、iphone が先んじていて時代をリードしました。
でも、各社も黙っちゃいなんで最近ではいろんなコンテンツサービスが有るらしい。
そんな折り、docomo では「アウトドア ハウツー」特集なるものを開始して、その中で「キャンピングカー」の動画を紹介するとの事で、JRVAで昨年制作したビデオがアップされました(とのことです)。
何故、「...との事」かと言うと、docomoスマートフォンでしか見れず、他の携帯やPCでもダメ。
で、サイトのキャプチャだけはこんな感じです。
2011-08-30.
キャラバンサロン デュッセルドルフ
キャンピングカーの世界ではおそらく1・2のキャンピングカーショーがドイツで開催される「Caravan Salon DUSSELDORF」でしょう。
今年も先週の8月27日より9日間開催されています。
ヨーロッパ各地から驚く程の入場者があるビッグイベントですが、実は国内外のバイヤーやディーラーの担当者もたくさん商談に来ているショーです。
何と今年が50周年記念だそうです。凄い歴史!
日本からも多くのキャンピングカー屋さんが出掛けていると思いますが、自分はここ数年行っておりません。
たまには行かないと遅れをとる様な不安にも駆られますが、何しろ規模も形態も異なり、圧倒された上に勘違いをおこしそうで、止めてます。(本当は面倒だからです)
でも、こんな感じなんだなと言う事を HP や YouTube で確認出来る便利な時代です。
(でも、行かないと実感出来ない事だらけですから、今度、行ってきた何処かの社長さんに聞いてみよう。)
2011-08-27.
「車育」と「野育」、そして「野生児」
学校教育では中々教えられない事に、「答えは一つでは無い」という事があると思う。
テストの答えは一つでも、社会に出ればそうはいかない。
政治でも、経済でも、専門家が考えている事ですら、意見はバラバラ。
決まりきった通りにならない事を子供の内に「自然」から学ばせる事が出来る、それが「キャンピングカー」の持つ1面。
「車育」;狭い車(キャンピングカー)の中で家族が一緒。親子の工夫が無ければ、寝る事だってままならない事も多いはず。キャンピングカーはあえて「不便」を学び楽しむ事から始まります。
「野育」;自然(フィールド)の中は自由にならない事が多く、その対処方法は色々で答えはその数だけあるはず。
柔軟で、観察力と適応力を養い、「人とのふれあい」をもう一度「家族」の中から始める事が出来るのも「キャンピングカー」の良さかも。
きっと「野生児」は、これからの日本を背負って立つ重要な人材になる気がします。
2011-08-24.
やっぱり瀬戸だ、という道の駅
会社の直ぐ近くに今年の3月「瀬戸しなの道の駅」が出来た。
いまさら「道の駅」も珍しくなく、「直ぐに普通になってしまうだろう」と思ってあまり立ち寄る事もありませんでした。
震災直後のオープンだった事もあり、「静か」に開業しましたが、名古屋から近い事もあり(?)、何故か相変わらず人気(道の駅が人気って変?)で、混んでます。
たまたま、時間がずれたんで、遅い昼ご飯を取りに出掛け、ついでにトイレも借りました。
自分だけかも知れないけれど、トイレにびっくり。
陶板が案内マークになっていたり、装飾にも。ま、そこまでは普通ですよね。
手洗いシンクが、なんとまあ、陶磁器製とガラス製。
それもみんな、手作り品。おそらく特注で作家さんに依頼して作ったんでしょうねえ。
流石というか、やっぱりここは「瀬戸」だわ。
弊社もキャンピングカーの流しに陶器製を作ってもらってるので、同じ思いかも。
(僕は名古屋人ですが、瀬戸は好きなんで)
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休み前から、新型車や新バージョン等手がけています。
でも、何をどうしたら一番良くて、みなさんから支持されるかを考えるのは難しい。
図面上や小さな見本では中々最終までイメージを膨らます事が困難なのです。
そこで、弊社では実際に1台仕上げてしまう事もあります。
ファイブスターのニューバージョン(セットオプション)「アーバン仕様」は正にそれ。
完全に出来上がってからですが、やはりやり直しをする事に....。
それもこれも、より良いものにする為ですので、気にしない気にしない。
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他の会社の事が気になる訳ではありませんが、弊社はお盆休みといっても8月13.14.15日の三日間。
普通の土日休みに1日増えただけ。
なーんだ、と言わないで下さい。
今年は春から、ベース車が入ってこず、ずいぶんと寂しい思いをいたしました。
今、会社にはやっとベース車が溜まって来ました。
「『休んでる場合じゃあない』なんて、急に勝って言われても」は社員の声かな?
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キャンピングカーの場合新しい車種を発表するのは一般的に新春が多いのですが、弊社では秋に発表してきました。
それは、翌年2月から始まるキャンピングカーショーに向けて開発する事が通常なのですが、その周知時間が必要と感じてきたので、その前の秋に発表していくのがベストと判断したからです。
そんな訳で、現在3車種のニューバンコンを制作中です。
新型というより、マイナーチェンジやニューバージョンの追加などです。
先ず、「ヴォーノ」と「ファイブスターCP」に都会的でモダンなカラーリングがすっきりとした「アーバン」バージョンを新設定します。
これは先行している「サライシリーズ」や「パークウェイ」等と同様に2通りの内裝色を選べれるオプション設定とする予定です。
一方「ポシェット」はレイアウトやコンセプトはそのままに、架裝をマイナーチェンジしてより注目度を上げた車種として開発中です。
その完成まで今暫くお待ち下さい。