
■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

弊社製造のバンコンキャンパーの製作コンセプトの紹介です。
今回はバンの左側面にスライドドアがある車種について説明します。
開けるとすぐにある「インサイドステップ」の形状です。
元々自動車メーカーが作ったバンはリヤ部床面が高いので、アクセスをし易くするために段差を付けています(1段の階段?)。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

床面の断熱処置をした後は、樹脂フロアの下地になる「合板べニア」を敷きます。
そこで問題になるのが、車内のフロアプランに合わせた「形状」にカットした合板を使う事です。
多くの架装メーカーではそれを統一(やっていない)した形状のままですので、そのステップ上に家具等が出っ張って来たりしていますよね。
弊社では勿論それはありません。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

これは「カントリークラブ」です。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

「ホビクル オーバーランダー」のそれです。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

「プラスLV+1」では、座席の足元スペースも考慮しています。
(「プラスDD」もほぼ同じです。)

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

「プラスSL」では、シューズボックスや傘立てまで意識して形状を決めています。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

一方「ファイブスターセプト」では、サードシートへのアクセスも考えて、ステップ形状を決めました。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

「トップセイル」です。
この車種の場合も、サードシートへの出入りをイージーにする形状としました。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

「ヴォーノ」。
ダイネット家具に合わせた「自然」な形状としています。

■スライドドアのインサイドステップ形状 拡大写真

キャラバンベースの「イゾラ」では、フロア長の長さがハイエーススーパーロングより短い為、ステップの切り欠き形状が少し小さくなっています。
他の車種も同じ様に、その車内フロアプランに合わせて製作しています。
ここまで、気にしているんですね!