
■〜新型MR開発後記B〜 拡大写真

■おしどり夫婦
仲の良い夫婦は、よく『おしどり夫婦』なんて表現されます。
たしかに雌雄二羽で寄り添うたたずまいにはそんな印象を受けます。
しかしそんなオシドリの生態を実際に調べてみると
なんと!まさかの一夫多妻制だったのです。
メスが巣の場所を決めたらオスは羽毛を敷き、
巣を整えて卵を産むまでメスを守ります。
(ここまではイメージ通り)
しかし、メスが抱卵期になると
オスは巣を離れてしまうらしいのです。
そして次のパートナーへ、、、。
人間界でもありえない話ではないですが、衝撃的ですね。
このように、夫婦ひとつを例にしても
様々な関係があり、人・動物・機械等を含めると
そのバリエーションは数え切れません。
新型MRは、
貴方がバディ(相棒)と過ごす時間を大切に考えました。
・子育て卒業世代で2度目の青春を迎えた夫婦
・親しいご友人との車旅
・上京した兄弟の共同生活
・親子水入らずの旅行
・孫との楽しい思い出づくり
・友達以上恋人未満のふたり
・周りには内緒の恋人同士
・世間では認めてもらえない間柄
・大好きな、ワンちゃん、ネコちゃん
イグアナちゃんなどの相棒たち
果てはAIBOやPepperやアンドロイドなどの
次世代のパートナーとの大切なひとときを
過ごす空間としても重宝することでしょう。

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そして、それだけではとどまらず
・リモートワークの拠点として、
・クライアントとのミーティングルームとして、
・日本縦断巡業の楽屋として
・アスリートとトレーナーのパーソナルジムとして、
・漫才コンビのネタ合わせ場所として、
・出張先での上司、同僚、部下との車中泊。
あらゆる関係性を想定した上でそれぞれの事情を汲んで、
生活の中でのお互いの接点を最小限に抑えるために
工夫が凝らされています。

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MRの内装は、空間・照明・USB電源が
個人仕様になっています。
電源の取り合いや、明暗の不満もなく
同乗者同士の交錯・干渉を避け
触れ合わなくても過ごせる
棲み分けされた空間を演出しています。

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ソファは分割状態のままでベッドに変形が可能です。
就寝時の寝返りや、起き上がりの振動が同乗者に伝わりにくい構造で
お互いの上半身を最長距離である対角線上に置くことにより、
それぞれの寛ぎスペースを確保し、至近距離からの
いびき、歯ぎしり、寝言などの騒音や衛生面においても
精神的な快適性が保たれています。
目指したのは寝台列車の個室のようなパーソナライズされた空間です。
おしどり夫婦にも きっと
離れていたい時、気を遣わずに過ごしたい時だってあると思います。
(車中泊時に相手の寝返りが気になって眠れない、
トイレに起きたいけどベッドの振動に気を遣って起きれない、、、)
そんなキャンピングカーユーザーの悩みを解消する方法を模索し、
(低い天井に上棚を設けても頭をぶつけてしまうだろう)と、収納を諦めるのではなく
どうしたらスペースを確保できるかを考えていきます。
『使って初めてわかることを設計段階で想像して試作することで
事前に問題をクリアしていく』
この考え方こそが レクビィ開発チームの総力の源になっていると思います。
そんなアイデアの塊(かたまり)である
『2021新型MR』を
是非、幕張メッセにて開催のジャパンキャンピングカーショー2021(※終了しました)
もしくは
お近くの展示場で体感してみて下さい。
新型MR開発後記 〜完〜