
■新型MR開発後記@ 拡大写真

■新型発表!!
先日、2月17日に2021新型MRが発表されました。
『第二の2人暮らし空間』は
レクビィ発の
コロナ禍での時間の過ごし方の一提案です。
過去のレジェンドモデルの後継車
という位置づけで立ち上げた企画でしたが
単純に過去のネガの焼き増しでは
終わりませんでした。
今回の開発を振り返ると、異例の連続でした。
いつも始めに設定するレイアウトは
「できるだけ多くの乗車定員と就寝定員を確保する」ことを
前提に考えられますが、今回は全く違いました。
大勢はNGなのです。
『密』は避けなければならないのです。
↓写真は2006年式MR

■新型MR開発後記@ 拡大写真


■新型MR開発後記@ 拡大写真

夫婦、親子、恋人、親友、相棒、同僚
就寝定員は最小人数の2名に
的(まと)を絞らざるをえない状況でした。
乗車定員は移動手段としての機能を考慮して
後部に互い違いの横座りシートを設け
計5名を確保しました。
しかしながら、
実際には最少人数の2名での実用性を
重視する方向でレイアウトは決定されました。
時代が求めるものは、
一歩ではなく、二歩も三歩も
先を見据えていかなければならないのです。
タイトな開発スケジュールと度重なる打合せで
疲労困憊していた設計者のM氏は
『あの日』も朝から設計室にこもっていました。
(仕事からも俗世間からも離れて
自分の自由な時間が作りたい
ゆったりした時間の中で
趣味に没頭したい、、)
そんな開発中にふとよぎった願望が
実らせたのでしょうか?(推測)
突然、
氏がMRのレイアウト図を片手に
満面の笑みで設計室から出てきました。
その際
「(天から名案が)おりてきた。」
と、一言だけ呟いたのが
とても印象的でした。
新型MR開発後記Aへつづく

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